絵の具選びに便利!透明水彩絵の具ドットシートで色見本を作ろう

こんにちは、もちです。

 

先日、クサカベさんの透明水彩絵の具ドットシートを購入しました!

全90色の絵の具をちょっとずつ試せるので、新しく購入する絵の具選びがとてもはかどりました。

  • どこのメーカーの絵の具を買おうか迷っている
  • 絵の具セットを持っていて、単品で絵の具を追加購入したい
  • 似たような色の絵の具の中から、いちばん好きな色を探したい

という方の色選びにオススメです!

 

ドットシートを使ったことのない方も多いと思いますので、今回はクサカベ透明水彩絵の具の90色ドットシートを使った色見本の作り方や、絵の具選びのポイントをまとめました。

水彩絵の具ドットシートの使い方

水彩絵の具のドットシートとは

クサカベ透明水彩ドットシート

「ドットシート」とは、水彩絵の具がドット状(点状)に並んだ紙のシートです。

絵の具メーカーさんによっては「ドットカード」という名称で販売されている場合もあります。

 

チューブ入りの絵の具が、紙の上にぷにゅっと出され固まっているので、その絵の具を水で溶かしながら使います。

チューブ入りで販売されている絵の具を試すことができる色見本ということですね。

 

ドットシートに乗っている絵の具は少量ずつですが、自作の色見本を作るには十分な量です。

どの色を買うか迷っている人、他のメーカーの絵の具の色と比較したい方にオススメです!

欲しい色・好みの色を探すのに便利

私は普段からクサカベさんの水彩絵の具18色セットをメインで使っています。

ただ、セットに入っていない色がいくつか欲しいなと思っていました。

そこで、ドットシートを購入して、好みの色を探すことにしました。

 

具体的に、欲しいと思っていた色はこんな感じです。

  • 黄色みがかった明るい水色
  • すっきりした印象の赤色
  • 落ち着いた暗めの茶色

このように、欲しい色のイメージはあったのですが、実際に絵の具を試してみないと、しっくりくるものがどれなのか分かりません。

こんなときにドットシートがあると、全色を見比べることができるのでとても参考になります。

ドットシートを使った色見本の作り方

ドットシートにそのまま塗る場合

ドットシート

ドットシートにそのまま絵の具を塗る方法であれば、筆や水を用意するだけでそのまま作業ができます。

シートの紙も水彩紙が使われていることが多いので、ドットシート自体がそのまま色見本になります。

塗れる範囲が狭いので、他の色と混ざらないように気を付けて塗ります。

 

ただ、絵の具は紙によって色味がやや違って見える場合があります。

また、水の吸い込み加減なども紙によって異なるので、注意が必要です。

ドットシートの絵の具を別の紙に塗る場合

絵の具を別の紙に塗る方法であれば、好きな紙に好きな大きさで塗ることができます。

普段使っている水彩紙が決まっているという方は、その紙に塗ることで、より具体的な仕上がり具合がわかるようになります。

単調な塗りだけでなく、イラストなどを塗ってみることで、さらに絵の具の特性がわかるかもしれませんね。

色見本を作る時のポイント

ドットシートの絵の具を塗るときには、以下のようなポイントに着目しました。

絵の具の色
  • どの色が自分の好みかな?
  • 使い勝手が良さそうな色かな?
  • 他の似た色と比べてどんな違いがあるかな?

例えば一言で「青い絵の具」といっても、「黄色みのある青」や「暗めの青」など色のニュアンスの違いがあります。

ドットシートで全色塗り比べるからこそ、自分の好みの色・探していた色が見つかるということもあります。

 

今回探していた「黄色みがかった明るい水色」のイメージに近く、良いな〜と思った色は「ターコイズブルー」と「ブルーコンポーゼ」でした。

私は普段から生成り色の水彩紙を使うことが多いので、いつもの紙の上で水色がよく映える「ブルーコンポーゼ」の方が良いかなと、比較しながら選ぶことができました。

また、ドットシートを購入した際にカラーチャートのパンフレットを

同封していただいたので、これで絵の具に使われている顔料にも着目しました。

これによって、

「この色は持っている絵の具同士の混色で作れそう」

「この色は自分で作るのが難しそうだから購入しよう」

というように、必要な色の取捨選択がしやすくなります。

 

塗り具合
  • 水への溶け具合はどんな感じかな?
  • 塗った時の濃淡はどのくらい出るかな?
  • 塗りムラや境界の出かたはどうかな?

同じメーカーさんの絵の具でも、色によって溶けやすい・溶けにくいなど、それぞれ違う個性があります。

色の好みはもちろんのこと、使い勝手の好みも確認しておくと、自分に合った絵の具を探すのに役立ちます。

クサカベ透明水彩90色の色見本

今回、実際に私が作った色見本がこちらです。

90色すべて塗るのはけっこう果てしない作業なので、数日に分けてちまちまと塗りました。

テンションが上がるように大好きな猫ちゃん柄です。

使用した紙

ヴィフアール水彩紙 中目 242g/m2

クサカベ透明水彩の紫・青・緑

ドットシートの購入先

クサカベ

クサカベさんのドットシートは、公式オンラインショップで購入しました。

とても人気があるようで、すぐ売り切れてしまうことも。

Twitterで↓のように告知していただけるので、ご興味がある方はぜひ日頃からチェックしてみてください!

シュミンケ

シュミンケさんの場合は「ドットカード」という名称で販売されています。

ボリュームたっぷり140色の色がお試しできます!

ターナー

ターナーさんの場合は「ドットカード」という名称で販売されています。

日本版の54色のセットは、お魚の模様が印刷されています。

海外版94色セットは惑星の絵柄です。可愛い!

ダニエル・スミス

ダニエル・スミスさんは4種のドットシートが販売されています。

豪華な238色版がこちら。

 

お花の絵柄のパッケージが特徴の36色セット。

小さいサイズで持ち運びも便利そう。

 

 石の絵柄のパッケージの36色セット。

名前に「Mineral」とある通り、鉱物色を集めたドットカードです。

66色セットはリーズナブルで試しやすいです!

 

この他、Twitterの企画などで特別なドットカードを配布されています。

以前にプレゼント企画でいただいた ダニエル・スミスさんのドットシートの色見本はこちらの記事でご紹介しています!

ウィンザー&ニュートン

ウィンザー&ニュートンさんは「ドットカード」の名称です。

「単一顔料」にこだわる人気絵の具メーカーさんの109色の見本です。

 

Amazonの商品ページにある「よく一緒に購入されている商品」欄には、いくつかのメーカーさんのドットカードが表示されています。

しっかり絵の具を選びたいという方は、いくつかのメーカーさんのドットカードを購入して比較検討しているようですね。

 

ドットカードを使って好みの絵の具が見つかると、お絵描きのテンションも上がると思います!

気になるメーカーさんのドットカードがあれば、ぜひ試してみてください♪

 

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