【レビュー】ダイソーの「石粉ねんど」を使ってみました

粘土に色付け

こんにちは、もちです。

 

先日、ダイソーの「石粉ねんど」を購入しました。

普段はパジコの石塑粘土「ラドールプレミックス」を使っているのですが、100円ショップの粘土の質感がとても気になったのでレビューしてみます!

 

粘土の質感

粘土を伸ばします袋から開けてすぐこねられる柔らかさでした。

使っているうちに硬くなってきたら、水を少しずつ混ぜればOKです。

手でこねるのも、棒で伸ばすのも、クッキー型で抜くのも問題ありませんでした。

粘土の型抜き

使っている中で気になったのが「少し繊維質が多いかな」という点です。

パッケージの裏に記載がありますが、石粉の他にパルプが入っているようです。

粘土をむしると、紙粘土に見られるような繊維質が見えました。

 

普段使っている石塑粘土「ラドールプレミックス」は繊維っぽさが少なく、とてもきめ細かいところが気に入っているので、これと比較すると少し使いづらさを感じました。

粘土の色

石塑粘土と石粉ねんどの比較

↑左:ダイソー「石粉ねんど」 右:パジコ「ラドールプレミックス」

 

ダイソー「石粉ねんど」は、ややグレーみのある色でした。

「ラドールプレミックス」がかなり白い粘土なので、これと比較すると色の違いがわかります。

また、ところどころ黒っぽい小さな粒も見られます。

このため、着色せず粘土の白さを生かしたい作品には不向きかもしれません。

ダイソーの石粉ねんど

↑左:ダイソー「石粉ねんど」そのままの色 右:茶色系のアクリル絵具を練り込んだもの

 

試しに「石粉ねんど」にアクリル絵の具を少量ずつ混ぜて着色してみたところ、グレーっぽさは気にならなくなりました。

また、乾燥後に上からアクリル絵の具で色を塗るのであれば、地の色は見えなくなります。

加工

紙やすり

表面を紙やすりで削っても、やや「ザラザラ」とした印象が残りました。

また、繊維質が多いため、毛羽立ちが気になりました。

着色とニス

アクリル絵の具の練り込み

上述の通り、アクリル絵具を「石粉ねんど」に練り込む形での着色は問題ありませんでした。

粘土の地の色が気になる場合は、淡い色で着色してから作品を作ると良いと思います。

アクリル絵の具で着色

問題なく着色できます。

不透明度の高い絵の具で着色すれば、地の色はあまり気になりません。

価格

ダイソー「石粉ねんど」の魅力は、なんと言っても安さです。

100円ショップでしっかりした粘土が買えるのは驚きでした!

初めて使う方でも手軽に始められるというのは良いですね。

粘土の価格
  • ダイソー 石粉ねんど(200g):100円(税抜)
  • パジコ ラドールプレミックス(400g):500円(税抜)

※2021年1月の価格です。

ラドールプレミックスは、画材屋さんによってはもっとお得に購入できる場合があります。

まとめ

ダイソー「石粉ねんど」の使い心地はこんな感じです。

  • こねる・伸ばす・型抜きなど成形はスムーズ
  • 少し繊維質が目立つかも
  • 色は真っ白ではなくグレーみがある
  • リーズナブルなので初心者でも安心

ちなみに、今回使用した粘土板(実際は薄いまな板!)、伸ばし棒、クッキー型もダイソーで購入しました。

ぜひお近くの店舗で探してみてくださいね!

ダイソー粘土グッズ

 

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